Jリーグ 東京ヴェルディ

バスケス・バイロンの町田移籍をチクリ。元東京V所属選手も闘志むき出し

バスケス・バイロン 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ東京ヴェルディは今月6日、MFバスケス・バイロンがFC町田ゼルビアへ完全移籍すると公式発表。ダービーマッチ(東京クラシック)でライバルクラブの移籍に東京Vサポーターから批判が沸き起こる中、同クラブのOBも声を挙げている。

 バイロンは青森山田高校やいわきFCをへて、昨年に東京Vへ加入。2022シーズンにリーグ戦28試合の出場で4ゴールと活躍すると、今季もここまでリーグ戦ほぼ全試合に出場。東京Vの上位躍進に大きく貢献していたが、今月5日のV・ファーレン長崎戦でベンチ外となっていた。

 そして長崎戦翌日に町田移籍が正式決定。バイロン本人は神妙な面持ちで移籍の経緯を説明する自身の姿を投稿したが、今月9日に国立競技場で東京クラシックが控えていることもあり、同選手に厳しいメッセージが寄せられている。

 そんな中、かつて前身のヴェルディ川崎時代も含めて10年間にわたり在籍していた高木義成も、禁断の移籍に反応。「ヴェルディのJ1復帰のストーリーがどんどん出来て来てるな」とツイートすると、東京Vサポーターから称賛を浴びている。

 また同氏は6日深夜、再び自身のツイッターアカウントを更新。「J1昇格じゃなくてJ1復帰警察は継続してやるぞ! 私に残ってる最後のプライド。頼みます」と古巣に熱いメッセージを送っている。

 首位の町田を勝ち点10差で追う2位の東京V。バイロンは今月21日以降の公式戦で出場可能となるが、2日後に控える東京クラシックは、いつも以上に負けられない戦いとなりそうだ。