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ブライトン三笘薫、トッテナム移籍消滅「ポステコグルー監督獲得熱望も…」

三笘薫 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン所属MF三笘薫は、今夏残留が既定路線である模様。アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパー移籍の可能性はないとの見方が現地で広まっている。

 ブライトンとの契約を2025年6月まで残す三笘について、同クラブのロベルト・デ・ゼルビ監督が今夏残留が基本線であることを強調。選手本人も帰国後に残留の意思を表明している。

 しかし英紙『デイリーメール』は今月2日にトッテナム移籍の可能性を報道。セルティック監督時代に三笘獲得に動いていたポステコグルーの過去を紹介した上で、「ポステコグルーはこの夏、トッテナムのチームにもう一人ウインガーを加えたいと考えているかもしれないし、三笘もそれに応えるかもしれない」

 「ポステコグルーは三笘獲得に全力を尽くす前に、彼が出場可能かどうかを見極めるために時間を待っているのかもしれない」と伝えていた。

 それでも英メディア『ザ・ブース・ルーム』は7日に「ホットスパーは今夏の移籍市場で三笘と契約しない予定だ」とリポート。トッテナムの補強について「レスター・シティからMFジェームズ・マディソンを獲得し、(ユベントスからレンタル移籍により加入していた)デヤン・クルゼフスキを完全獲得した」

 「これにくわえてリシャルリソン、ハリー・ケイン、ソン・フンミンといった攻撃陣のタレントを擁していることを踏まえると、トッテナムは補強資金を他のポジションに費やす可能性がある」とし、攻撃陣の強化に動かない可能性を伝えている。

 なおトッテナムはポステコグルー監督の就任により、セルティック所属FW古橋亨梧、MF旗手怜央への関心が取りざたされていた。しかし古橋はセルティックと契約延長。旗手についても、今月に入ってトッテナム移籍への動きが報じられていない。