Jリーグ 大分トリニータ

元U20ブラジル代表FWエリアスがJリーグ移籍か。大分加入の憶測飛び交う

大分トリニータのホーム レゾナックドーム大分 写真:Getty Images

 ブラジル1部パルメイラス所属の元U20ブラジル代表FWハウァエル・エリアスにJリーグ挑戦に向かっている模様。大分トリニータ移籍の可能性を指摘する声が上がっている。

 現在24歳のエリアスは、左利きのストライカー。パルメイラス下部組織在籍時からレンタル移籍を繰り返しており、昨年8月からUAE1部FCバニーヤースでプレー。2022/23シーズンはUAE1部リーグ戦で16試合に出場。4ゴール2アシストをマークしたが、シーズン後半戦はほぼ全試合でベンチ外。先月末にレンタル移籍期間満了となり、パルメイラスへ一旦復帰している。

 エリアスの去就については、メキシコメディア『Soy Futebol』が先月末に「メキシコ1部トルーカFCがパルメイラスにエリアス獲得オファーを提示した」と報道。争奪戦のライバルにブラジル1部クルゼイロやグレミオを挙げたほか、「彼とパルメイラスの契約期間は今年12月までであり、300万ユーロ(約4億7000万円)と評価されている」と伝えていた。

 そんな中、エリアスをはじめ複数選手のエージェント業務を手掛ける『JLSスポーツ』のスタッフが今月3日にインスタグラムアカウントを更新。エリアス本人や日本サッカー協会(JFA)仲介人(代理人)リストに登録済みの人物と面会したことを報告すると、同選手も代理人の投稿を引用している。

 またエリアスの代理人は、数日前から大分の公式インスタグラムアカウントをフォロー。くわえてJFA登録仲介人がかつて大分の専属代理人を務めていた。そのため、ネット上で「エリアスは大分へ移籍するのでは?」という声がにわかに駆け巡っている。

 なお大分はリーグ戦23試合を終えて、首位FC町田ゼルビアから勝ち点8差の3位。ただチーム全体の得点数は「29」と上位7クラブの中で最も少ない。

 また大分には4人のブラジル人選手が在籍。FWサムエルが今季ここまでリーグ戦1試合の先発出場でノーゴールと本領を発揮できていないほか、先月末にはDFペレイラが左内転筋肉離れにより離脱を余儀なくされている。