かつて明治安田生命J2リーグのヴァンフォーレ甲府でプレーしていたブラジル人FWウィリアン・リラは、先月にマレーシア1部ケダFCを退団。東京ヴェルディ移籍の可能性が噂されたが、タイ国内クラブへの加入が正式決定している。
同選手は2013年にグレミオでデビューした後、ブラジル、インドネシア、マケドニア、ボリビア国内クラブを渡り歩き、2021年に甲府へ加入。来日1年目にJ2リーグ31試合の出場で9ゴールをマーク。昨季もリーグ戦39試合の出場で9ゴール4アシストと結果を残したほか、天皇杯優勝に貢献したが、昨季終了後に甲府を退団していた。
そして今年1月にケダFCへ加入すると、2023シーズンのマレーシア1部リーグでも本来のパフォーマンスを発揮。リーグ戦14試合中13試合の先発出場で8ゴール2アシストをマークしていたが、先月中旬に契約解除で合意に達していた。
そんなウィリアン・リラは、先月19日時点で東京Vの公式インスタグラムアカウント、V・ファーレン長崎所属FWクリスティアーノなど複数の外国人Jリーガーをフォロー。ネット上では同選手のJリーグ復帰や東京V移籍を予想する声が上がっていた。
しかしウィリアン・リラのJリーグ再挑戦は幻に。タイ1部リーグのチョンブリーFCが今月3日になって同選手の獲得を公式発表している。
チョンブリーは2022/23シーズンの国内リーグ戦を6位で終了し、2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場を逃している。また今年2月にはガンバ大阪とパートナーシップ契約を結んでいる。
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