日本代表MF鎌田大地には、セリエA(イタリア1部)ミラン移籍破談の可能性が浮上。移籍先候補にユベントスやローマ、MF久保建英所属レアル・ソシエダがあがる中、同選手の代理人に新たな動きがあったようだ。
イタリアメディア『ミランプレス』の報道によると、鎌田の代理人はインテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)に連絡したとのこと。マロッタ氏がユベントス幹部時代に多くの選手を移籍金ゼロで獲得していることから、同メディアは「マロッタはフリー獲得に興味がある」と報道。インテルはMFマルセロ・ブロゾビッチがサウジアラビア1部アル・ナスルへ完全移籍したため、中盤の強化が急務となっている。
また鎌田の代理人はインテルのみならず、ラツィオ幹部にも連絡した模様。ラツィオはMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの去就が不透明であることから、インテルと同じく中盤の補強に動く可能性があるという。
一方、イタリアメディア『メディアセット』は、鎌田とミランの交渉について「待機状態だ」と報道。ミランはチェルシーからMFルーベン・ロフタス=チークを獲得し、EU圏外選手枠が残り1枠となっている。そのため『ミランプレス』は「鎌田は依然としてミラン移籍を望んでいる。しかしミランが本当に彼を必要としているのか疑問だ」と見解を示している。
なおインテルは2022/23シーズンのセリエAを3位で終えたほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝。一方のラツィオもセリエAで2位と、2023/24シーズンのCL出場権を獲得している。
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