ブラジル人MFレアンドロは先月8日、明治安田生命J1リーグFC東京を退団。先月下旬に報じられたベトナム移籍の可能性が消滅したかもしれない。
ベトナムメディア『Dan Viet』は先月24日に「ベトナム1部ハノイFCが、レアンドロの獲得に近づいている。ベトナム1部リーグの後期開幕に間に合うよう、彼は契約交渉のために間もなくハノイにやってくる」と報道。同選手の獲得に80万ユーロ(約1億2500万円)を要する見込みであることもあわせて伝えていた。
そのハノイFCは、先月中旬にブラジル人FWルカオとブラジル人FWウィリアム・エンリケが退団。先月24日にブラジル人FWカイオンを獲得して、外国人が残り1枠となっていた。すると、同クラブは先月30日にセルビア人FWミラン・イェフトヴィッチの獲得を発表。外国人枠がすべて埋まったのだ。
レアンドロは2020年に鹿島アントラーズからFC東京へレンタル移籍により加入すると、翌年に完全移籍へ移行。アルベル・プッチ・オルトネダ前監督体制1年目の昨季はリーグ戦20試合出場で5ゴールをあげたが、今季はリーグ戦での出番がなかった。
また本人はFC東京退団発表後に、自身のツイッターアカウントを更新。「日本という国にも感謝しているよ。僕と僕の家族全員にとって、とても良い時間だった。日本で約7年間過ごしてひとりの人間としてあらゆる面で成長できたんだ。いつも神に感謝しているよ!!」と、日本国外でプレーする意向を明かしていた。
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