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板倉滉も移籍熱望!ナポリとボルシアMGの交渉進展「22億円で合意か」

板倉滉 写真:Getty Images

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉が、セリエA(イタリア1部)ナポリ移籍に迫っている模様。バイエルン・ミュンヘン移籍間近である韓国代表DFキム・ミンジェの後釜候補に挙がる中、すでにクラブ間交渉が進んでいるようだ。

 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は先日、キム・ミンジェの後釜候補として板倉やDF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)、DFジョルジオ・スカルビーニ(アタランタ)、DFケヴィン・ダンソ(RCランス)を挙げていた。

 またナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は先日、日本人選手獲得目標を公言。一方で、リュディ・ガルシア新監督はスカルビーニの獲得を最優先する意向だと報じられていた。

 イタリア紙『ラ・レプッブリカ』の報道によると、ナポリはすでにボルシアMGにコンタクトをとったとのこと。同紙が「移籍金は1400万ユーロ(約22億円)であり、合意に達する可能性が高い」と伝えると、ナポリの専門サイト『カルチョナポリ』は「板倉本人もナポリ移籍を望んでいる」としている。

 なお英メディア『スカイスポーツ』イタリア版は、ナポリが日本人選手獲得にこだわる理由を考察。「デ・ラウレンティス会長は、キム・ミンジェがアジアにおけるナポリの知名度を高めたと考えている。キム・ミンジェの後釜決定には、ピッチ上での能力だけではない影響を受ける可能性がある」と、マーケティング面でのアジア戦略を念頭に置いていることを強調している。