Jリーグ ジェフユナイテッド市原・千葉

J2千葉、オシム元監督像設置の裏で…OBストヤノフが息子アマルを口撃

イリアン・ストヤノフ氏 写真:Getty Images

 ジェフユナイテッド市原・千葉OBのイリアン・ストヤノフ氏による批判や苦言が止まらない。元日本代表監督イビチャ・オシム氏の記念像除幕式について苦言を呈したことにくわえて、OBである佐藤勇人氏のツイートを通じて、息子のアマル・オシム氏へ厳しいメッセージを送っている。

 ストヤノフ氏は2005シーズンから2年半にわたり千葉に在籍。加入1年目にイビチャ・オシム元監督のもと、主力選手としてナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)優勝を成し遂げていた。しかし2007年6月、当時チームを率いていたアマル・オシム氏を批判。クラブから解雇通告を受け、翌月にチームを離れていた。

 クラブは千葉市と共同で、蘇我スポーツ公園内にイビチャ・オシム氏のモニュメントを設置。今月24日に除幕式が執り行われた。しかしストヤノフ氏は自身のツイッターアカウントに参加者の記念写真をアップすると、「このプロジェクトを作った最も重要な人物が式典に招待されていない!祖母井秀隆さんはどこにいるんだ? ジェフの過去20年間で最高のGM。信じられない!!!!」と投稿。オシム氏の招へいに関わった祖母井氏の式典不参加に疑問を呈している。

 さらにストヤノフ氏は、佐藤氏のツイートにも反応。佐藤氏は23日、アマル・オシム氏と空港で再会した時の様子をアップしているが、ストヤノフ氏は「日本史上最弱の監督!!!フットボールの災害だ!!!」とリプライを送ったのだ。

 なおストヤノフ氏は26日、自身のツイッターアカウントを通じて「千葉の多くの人々が、20年前の過去に生きている!13年間ずっとJ2で、J1昇格を成し遂げるための方法を誰も知らない!どうすべきか、それが一番大事だ!フットボールを理解し、千葉のDNAを持つ人材が必要だ」とクラブ内部の改革を訴えている。