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中井卓大、レアルBで来季構想外か「ラウール監督続投で…」出場時間5分

中井卓大 写真:Getty Images

 レアル・マドリードBチーム(カスティージャ)所属のMF中井卓大に、今夏移籍の可能性が浮上。ラウール・ゴンサレス監督の来季続投が同選手にとってマイナス材料となる可能性があるようだ。

 中井は9歳時からレアル・マドリードの下部組織でプレー。各カテゴリーで頭角を現すと、昨年2月にレアル・マドリードとの契約を2025年6月まで延長。8月24日にはBチームの一員として選手登録されるなど、今後の活躍が期待されていた。

 しかし2022/23シーズンのリーグ戦では2試合の出場にとどまり、プレー時間はわずか5分。今月下旬に行われたスペイン2部リーグ昇格プレーオフ決勝でも2試合ともに出番がなかった。

 そんな中、スペイン紙『マルカ』はラウール監督の来季続投が確実だと報道。「スペイン2部昇格を逃したものの、ラウールの働きぶりは十分以上であり、絶対的な信頼が寄せられている」と伝えている。

 またカスティージャの来季構想について「カスティージャでのサイクルを終えた選手は数多くいる」とリポート。中井の名前こそ触れなかったものの、出場機会を得られなかった選手について「レンタル移籍、もしくは完全移籍で去ることになるだろう」と綴っている。