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中村敬斗、フェイエノールトの獲得最上位候補に!LASK15億円要求も…

中村敬斗 写真:Getty Images

 元ガンバ大阪所属選手の日本代表FW中村敬斗は、オーストリア1部LASKリンツに所属。ブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシア・ドルトムントやプレミアリーグ(イングランド1部)リバプールなど複数クラブからの関心が報じられる中、オランダ1部フェイエノールトも同選手の獲得を諦めてないようだ。

 リンツとの契約を2025年6月まで残す中村には、リバプール、ドルトムント、アストン・ビラ、アイントラハト・フランクフルト、フェイエノールトなど10以上のクラブが関心を寄せている模様。英紙『デイリーメール』は今月15日に「プレミアリーグのクラブからオファーが届いた」と伝えている。

 一方、オランダメディア『1908.nl』は「フェイエノールトにとって1000万ユーロ(約15億円)という移籍金は高すぎる」とリポート。リンツの幹部が「中村を手放すつもりはない。(オファーが)1000万ユーロ以下では交渉しない」と語っていることから、フェイエノールト移籍の可能性は低いとみられていた。

 しかし同メディアは25日、フェイエノールト攻撃陣の獲得候補にリーズ・ユナイテッド所属FWクリセンシオ・サマーフィル、ディナモ・ザグレブ所属MFルカ・イヴァンシッツ、中村の3選手が含まれていると報道。その上で「この3選手の中で、中村が最も現実的だ」と伝えている。

 北海道コンサドーレ札幌所属MF小野伸二の古巣であるフェイエノールトは、オランダ1部リーグで11度優勝した強豪。2022/23シーズンは序盤から順調に勝ち点を積み重ねると、昨年9月18日のPSVアイントホーフェン戦を最後にリーグ戦で負けなし。今年2月12日のヘーレンフェーン戦からリーグ戦12連勝により、PSVやアヤックスを退けて6シーズンぶりとなるリーグ制覇を成し遂げている。