Jリーグ V・ファーレン長崎

長崎カリーレ監督、母国復帰へ交渉入りか。現地「契約解除金の設定額は…」

ファビオ・カリーレ監督 写真:Getty Images

 V・ファーレン長崎のファビオ・カリーレ監督に、母国復帰の可能性が浮上。すでにブラジル国内クラブが指揮官に連絡をとっているようだ。

 カリーレは2017シーズンにコリンチャンス指揮官としてブラジル1部リーグを優勝。その後はUAEのアル・ワフダ・アブダビ、サウジアラビア1部のアル・イテハド、ブラジル国内の複数クラブをへて、昨年6月に松田浩氏の後任として長崎の監督に就任。長崎は今季ここまでリーグ戦で10勝5分6敗。首位FC町田ゼルビアから勝ち点11差の4位につけている。

 ブラジルメディア『グローボ』の報道によると、ブラジル1部サントスがオデア・ヘルマン監督の後任としてカリーレをリストアップしたとのこと。これによると、サントスはすでに現長崎監督にコンタクトをとったという。

 一方でブラジルメディア『UOL』は「彼と長崎の契約期間は2024年12月までだ。現行契約には、契約終了までの給与と同額の契約解除金が設定されている」と指摘している。

 サントスは今季ブラジル1部リーグで3勝4分4敗と13位に低迷。元柏レイソル所属選手のMFドッジが在籍している。また2021年9月から昨年2月にかけてはカリーレ氏がサントスの指揮を執っていた。