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G大阪MF山本理仁、STVV移籍決定秒読み「買取OP付きレンタルで合意」

山本理仁 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪所属のU22日本代表MF山本理仁は、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)移籍が確実だとみられている。そんな中、G大阪とSTVVによる交渉について現地メディアが報じている。

 山本は昨年7月に東京ヴェルディからG大阪へ完全移籍。昨季はリーグ戦で2試合の出場に終わったが、今季はリーグ戦10試合でプレー。パリ五輪世代のU22日本代表メンバーにも名を連ねており、今月11日のU21イングランド戦でゴールをあげている。

 ベルギー紙『HBVL』は今月中旬に「U22日本代表の活動に参加中の山本は、14日のオランダ戦を終えた後にベルギー入りする」とリポート。一方でベルギーのビザ取得に時間を要している可能性もあわせて伝えていた。

 同紙が21日に報じたところによると、G大阪は買い取りオプションの有無を巡ってSTVVと交渉していたとのこと。両クラブは買い取りオプション付きのレンタル移籍により合意したという。また山本はMF伊藤涼太郎やDF小川諒也と同じく、来週にはSTVVのトレーニングに合流するとみられる。

 なおSTVVは今月、ベルント・ホラーバッハ監督の後任として元ヴィッセル神戸指揮官のトルステン・フィンク氏を招へい。FW岡崎慎司、FW原大智の退団がほぼ確実であるほか、FW林大地はドイツ2部ニュルンベルクへ完全移籍している。