和歌山県社会人2部リーグの南紀オレンジサンライズFC元監督である峯上裕樹氏が、地域リーグのクラブに在籍する元Jリーガーに苦言。湘南ベルマーレや大分トリニータなど複数のJクラブでプレーしていた馬場賢治氏が自身の意見を述べるなど、ツイッター上で話題を呼んでいる。
峯上氏は今月19日に自身のツイッターアカウントを更新。「元Jリーガーが地域リーグに行って苦戦する原因の50%以上が【ナメているから】だと思っている。そこで闘う以上同じカテゴリーなのに、どこかで下に見ている」と切り出すと、「だから勝てねぇんだ。どれだけ実績あっても目の前の相手に勝てるかどうか。ナメた態度の元Jリーガー使うくらいなら大卒使った方が勝てる」
「上手くプレー出来なきゃ、土のせい、人工芝のせい。 環境、設備、ジャッジのせい。いやいや、それが実力なの。だからJリーガーじゃなくなったの。素晴らしい実績があるのは皆が認める。だけど過去は過去なんだよ。地域リーグ、社会人リーグで“すら“活躍出来ないとか思ってんじゃねぇよ」と、地域リーグクラブの元監督という立場で元Jリーガーの問題点を指摘している。
この峯上氏の投稿に対しては、Jリーグ7クラブでプレーした馬場氏が「間違いないですね!現状を受け入れきれず矢印も外にばっかり向いて、想像できます」と賛同した上で、「でも環境が変わっても一生懸命頑張ってる仲間も沢山知ってるので、そういう選手も沢山いるっていうのも知ってほしいです! いきなりのコメント申し訳ありません」と懇願。
すると峯上氏は「もちろんです!そのように覚悟と野心を持って戦い続けている選手もいますし、実際にJリーグにカムバックした選手もいますね!アマチュア含む色々なサッカー選手と関わる中で感じることがあったのでツイートさせて頂きました。引き続き宜しくお願い致します」と反応している。
またSNSユーザーから賛否含めて様々な意見が寄せられると、峯上氏は20日に「沢山のご意見ありがとうございます。 私としては特定のクラブの補強戦略やチームマネジメントにとやかく言うつもりはなく、あくまで選手個人の問題についてツイートした次第です。それは表だった態度や行動ではなく【ふと言葉に出てしまうような無自覚なナメているような内面性】の話でした」と発信した。
峯上氏はかつて関東サッカーリーグ1部の栃木シティFCでプレー。2021年に創設当初の南紀オレンジサンライズFC監督に就任すると、昨年に和歌山県社会人サッカーリーグ3部で優勝。今年1月に監督続投が正式決定したものの、和歌山県社会人サッカーリーグ2部開幕前の3月27日に契約解除によりクラブを去っている。
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