Jリーグ

長野DF砂森和也に古巣沼津サポが粋な計らい。娘が急性白血病で活動休止

砂森和也 写真:Getty Images

 AC長野パルセイロ所属DF砂森和也は、急性白血病の診断を受けた娘の看病に専念するためチーム活動を休止。アスルクラロ沼津のゴール裏団体が横断幕を通じて元所属選手の砂森にメッセージを寄せたほか、同クラブ所属のDF菅井拓也も反応している。

 長野は今月15日に砂森のチーム活動休止を発表。復帰時期を未定としているほか、多方面からの支援申し出に対しては「砂森選手ならびにご家族の支援につきまして、クラブ、選手会、ファン・サポーターの皆様とで、必要な支援活動が今後明確になった際には、クラブ公式ホームページや公式Twitterでお知らせさせていただきますので、現在のところは、見守ってくださいますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます」としている。

 そんな中、沼津のサポーター団体『BORACCHO NUMAZU』は18日に行われた明治安田生命J3リーグ第14節Y.S.C.C横浜戦で「You’ll never walk alone 頑張れ砂森ファミリー」と書かれた横断幕を掲出。

 公式ツイッターアカウントにて「試合後に活動休止の発表があった砂森選手とご家族へ向けてメッセージを出させていただきました。その左足と闘志溢れるプレーは今でも沼津サポーターの心に刻まれています。砂森選手の決断を尊重すると共に、ご息女の1日も早い完治と回復を願っています」と声明を発表している。

 また菅井は今月17日、長野公式ツイッターアカウントのアナウンスを引用した上で「クラブとしても個人としても微力ながら出来ることを。1日も早い回復を祈っています」とツイート。YS横浜戦後には、横断幕が掲げられるゴール裏の様子を投稿した。

 砂森は2018年に沼津でプレー。2019シーズンから4年間にわたり鹿児島ユナイテッドFCに在籍すると、今年1月に長野へ加入。今季はここまでリーグ戦4試合で先発出場している。