かつてモンテディオ山形やセレッソ大阪に在籍していたMF坂元達裕は、KVオーステンデからのステップアップ移籍が噂されている。DF渡辺剛を獲得したKAAヘントや日本代表FW伊東純也の古巣KRCヘンクが移籍先候補にあがっているが、一旦オーステンデに合流することになったようだ。
坂元は昨年1月にC大阪からオーステンデへレンタル移籍すると、早速レギュラーに定着。2021/22シーズン終了後に完全移籍へ移行するとともに、オーステンデと新たに3年契約を結んでいた。そして今季もリーグ戦34試合中29試合の先発出場で6アシストと、攻撃陣の主力選手として活躍したが、チームは2部降格。坂元をはじめ複数選手退団の可能性が報じられている。
またベルギーメディア『Voetbal』の報道によると、坂元の争奪戦は今月11日時点でヘントがリード。ヘントは移籍金200万ユーロ(約3億円)での獲得を狙っているという。
一方、オーステンデは今月19日から2023/24シーズンにむけて始動する予定。指揮官不在のもとで初練習を行うことになっているが、移籍報道が飛び交う坂元についても練習参加の見通しだとベルギー紙『Het Nieuwsblad』は伝えている。
なおヘンクは今季のベルギー1部リーグを2位で終え、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得。一方のヘントは5位で来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場を決めている。オーステンデの今季チーム内MVPに選出された坂元の去就に注目が集まる。
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