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トッテナムの日本人選手獲得は「伊藤洋輝を最優先」古橋と旗手を英紙比較も

伊藤洋輝 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパーは今月、セルティックを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督を招へい。セルティックから日本代表FW古橋亨梧やMF旗手怜央の獲得が噂される中、日本人選手の獲得候補における優先順位を現地メディアが報じている。

 英紙『グラスゴータイムズ』は16日に「ポステコグルーはトッテナムで旗手との再会を目指すかもしれない。ただトッテナム移籍の可能性が最も高いのは、VfBシュツットガルト所属DF伊藤洋輝だ」とリポート。これによると、トッテナムは今季限りで退団したDFクレマン・ラングレの後釜として伊藤をリストアップしたという。

 伊藤は2021年6月にジュビロ磐田からシュツットガルトへ移籍。海外挑戦1年目からレギュラーに定着すると、今季もセンターバックの主力選手としてリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。ブンデスリーガ残留に大きく貢献した一方、セリエA(イタリア1部)ナポリ移籍が噂されている。

 また『グラスゴータイムズ』は、古橋と旗手の優先度にも言及。「古橋がトッテナムへ移籍する可能性も報じられているが、ポステコグルー監督が古巣を襲撃する場合には旗手が優先されるだろう」とした上で、「指揮官は旗手と伊藤のダブル獲りを計画」と綴っている。

 中盤の新戦力候補として、チェルシー所属MFコナー・ギャラガーへの関心も報じられているトッテナム。日本人選手獲得への動きに注目が集まる。