エルサルバドル代表は15日開催のキリンチャレンジカップ2023で、サッカー日本代表「森保ジャパン」に0-6と大敗。キックオフ直後に一発退場が話題を呼ぶ中、エルサルバドル国内ではちょうど41年前に起こったFIFAワールドカップにおける歴史的惨敗劇と比較する声が上がっている。
エルサルバドル代表は前半1分にフリーキックを与えると、DF谷口彰悟のヘディングシュートから先制ゴールを献上。すると直後にエルサルバドル代表DFロナルド・ゴメスがFW上田綺世をペナルティエリア内で倒して一発退場。早い時間帯で数的不利になると、上田のPK弾を含めて5ゴールを奪われた。
試合後、エルサルバドルのイルビング・エルナンデス記者は「41年前の6月15日は、ワールドカップで最多失点での敗北を喫した。ハンガリーvsエルサルバドルで10-1だ。41年経った今でもエルサルバドルのサッカーに進歩はない。日本に0-6で負けたんだ」と、エルサルバドルサッカー界の現状を嘆いている。
エルサルバドル代表は1970年のメキシコ大会でW杯初出場を果たしたが、グループリーグ敗退。1982年のスペインW杯では、ベルギー、アルゼンチン、ハンガリーと同居した1次リーグで3戦3敗。特にハンガリー戦では1-10と、1試合最多失点記録という不名誉な記録を樹立している。
コメントランキング