オランダ1部スパルタ・ロッテルダムは5日、U22日本代表FW斉藤光毅のレンタル移籍期間延長によりベルギー2部ロンメルSKと合意に達したことを公式発表。しかしここに来て同選手にオランダ国内他クラブ移籍の可能性が浮上している。
斉藤は2020シーズン終了後に横浜FCからロンメルへ完全移籍すると、昨年6月にロンメルからロッテルダムへ1年レンタルにより加入。今季はコンディション不良により開幕から出遅れたものの、リーグ戦26試合の出場で7ゴール5アシストをマークしていた。
またUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)出場権をかけたプレーオフでは全4試合で先発出場したものの、チームは決勝で敗北。それでもロッテルダムは同選手のレンタル移籍期間を2024年6月まで延長すると公式発表している。
しかしオランダメディア『Rijnmond Sport』の報道によると、プレーオフ決勝でロッテルダムと対戦したトゥウェンテが、斉藤に関心を寄せている模様。同メディアは「斉藤を獲得するためには、ロンメルSKから完全獲得するとともに、ロッテルダムにも移籍金を支払わなければならない」と綴っている。
トゥウェンテはオランダ国内リーグ戦を1度、国内カップ戦を3度制しており、2019/20シーズンには日本代表FW中村敬斗が在籍。今季はリーグ戦を5位で終えると、プレーオフで優勝。見事、来季のUECL出場権を獲得している。
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