ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンが、リバプールに所属するMFジェイムズ・ミルナー(37)の獲得に迫っているようだ。
故郷のプロチームであるリーズ・ユナイテッドの下部組織に所属していたミルナーは、2002年に同チームでプロキャリアをスタートさせた。2022/23までの21シーズンのうち、2003/04にスウィンドン・タウン(現在実質4部)で出場した6試合を除く618試合をプレミアリーグで過ごしている。この出場試合数はプレミアリーグ歴代3位の記録。まさに鉄人だ。
素晴らしいのは出場試合数だけではない。高いキック精度からプレースキッカーを任されることがあるミルナーは、2022/23シーズンプレミアリーグ終了時点で、歴代9位の87アシストを記録。さらに、様々なポジションを高い水準でこなせるユーティリティーに加え、豊富な運動量でチームを牽引する。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ミルナーにはリーズを含む他のクラブの関心がありながらも、ブライトンがフリートランスファーで獲得する見込みだという。同クラブのロベルト・デ・ゼルビ監督がミルナーの獲得を望んでおり、近日中に発表される予定とのこと。
なお、ブライトンでは、チームの中心人物であるアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとエクアドル代表MFモイセス・カイセドの移籍が予想されている。2023/24シーズンは、プレミアリーグに加えてUEFAヨーロッパリーグ(EL)もあるため、今夏の即戦力選手の獲得が必要になっていた。
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