4位:ニューカッスル・ユナイテッドのスタッツ
得点数
全試合総合6位:68ゴール(ホーム6位タイ:36ゴール/アウェイ5位:32ゴール)
ゴール期待値
全試合総合5位タイ:1.82(ホーム5位:2.08/アウェイ6位:1.58)
失点数
全試合総合20位タイ:33ゴール(ホーム19位:14ゴール/アウェイ18位:19ゴール)
失点期待値
全試合総合16位:1.32(ホーム18位:1.09/アウェイ16位:1.54)
前述の通り、21年振りのCL出場を決めたニューカッスル・ユナイテッド。失点のスタッツで素晴らしい成績を残し、良い守備が行えていることがわかる。
一方、攻撃のスタッツはごく標準レベルだが、シーズン18得点を挙げたFWカラム・ウィルソン(イングランド代表)、10得点のFWアレクサンデル・イサク(スウェーデン代表)、11得点のMFミゲル・アルミロン(パラグアイ代表)など豊富なタレント選手に加え、リーグのチャンスクリエイト数で2位を獲得したDFキーラン・トリッピアーを中心に積極的な攻撃を行った。
エディ・ハウ監督を迎えて3年目となる来シーズンは、CLとプレミアリーグを同時に戦わなければならないため、ベンチ組の活躍がキーとなりそうだ。
5位:リバプールのスタッツ
得点数
全試合総合3位:75ゴール(ホーム3位タイ:46ゴール/アウェイ6位:29ゴール)
ゴール期待値
全試合総合4位:1.95(ホーム4位:2.12/アウェイ2位タイ:1.77)
失点数
全試合総合14位タイ:47ゴール(ホーム18位タイ:17ゴール/アウェイ12位タイ:30ゴール)
失点期待値
全試合総合17位:1.29(ホーム16位:1.13/アウェイ17位:1.44)
シーズン開幕からスタートダッシュに失敗したリバプールは、昨2021/22までの7シーズンと比較して全体的にスタッツが悪化するも、終盤になんとか盛り返して5位でフィニッシュ。2015/16以来6シーズン振りにCL出場権を逃した。
「要塞」と呼ばれるホームスタジアムのアンフォールドでの負けはわずか1回。勝敗に加え、ホームでのスタッツは攻守ともに期待値を上回る素晴らしい順位を記録している。一方、アウェイでのスタッツは攻守ともに期待値を下回った。
来シーズンは、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを中心とする新しい攻撃に磨きをかけ、CL出場権を取り戻すことができるだろうか。
6位:ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンのスタッツ
得点数
全試合総合4位:72ゴール(ホーム4位タイ:37ゴール/アウェイ1位タイ:35ゴール)
ゴール期待値
全試合総合3位:2.0(ホーム3位:2.24/アウェイ4位:1.75)
失点数
全試合総合11位タイ:53ゴール(ホーム13位タイ:21ゴール/アウェイ9位:32ゴール)
失点期待値
全試合総合18位:1.27(ホーム17位:1.1/アウェイ18位:1.43)
日本代表のMF三笘薫も所属しているブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン。攻撃においては最終順位を上回る素晴らしいスタッツを披露し、122年の歴史でクラブ初となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得した。守備のスタッツは失点数が多いものの、期待値では好順位を記録。攻撃に注目を集めるチームでありながら、守備の構築も素晴らしいことがわかる。
来シーズンは選手の去就により大きな変化が予想される。リーグと並行してELもあり、難しい1年になりそうだ。三笘の活躍とともに、ロベルト・デ・ゼルビ監督のチーム作りからも目が離せない。
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