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本田圭佑、カンボジア2部ソルティーロ・アンコールの解散を発表

本田圭佑 写真:Getty Images

 元日本代表で前カンボジア代表GM(ゼネラルマネージャー)の本田圭佑が、自身のFacebookページでカンボジア2部ソルティーロ・アンコールFCの解散を正式に発表した。ソルティーロ・アンコールは、本田が実質的オーナーを務めていたクラブ。これに先立ち地元メディアは、同クラブが解散手続きを進めていると報じていた。

 同クラブは、2016年末にHONDA ESTILO株式会社がアマチュアクラブのシェムリアップ・アンコールFCの経営権を取得し、クラブ名を改称して運営をスタート。2017シーズンに2部リーグから参戦し、同シーズンを8チーム中4位でフィニッシュして1部に昇格したが、2021シーズンは最下位に沈んで2部降格。2022シーズンは2部リーグで12チーム中7位となっていた。

 本田は自身のFacebookページで、以下のようにコメントしている。

「カンボジア人とシェムリアップ州!お知らせがありますが、2013年より運営しておりましたソルティーロ・アンコールFCの営業を終了することになりました。 私たちはプノンペンだけでなく地方でもサッカーを作ることを理念に6年間クラブを運営してきました」

「 残念ながら、現時点ではスポンサーシップパートナーを見つけることはできず、この運営を中止する決断以外に選択肢はありません。 過去3年間協力者として支えてくれたヴァニットに感謝し、さらにこれまで支えてくれたファンの皆さんに感謝を申し上げます」

「私はカンボジアをサポートしています。いつかカンボジアがワールドカップのイベントで試合することを信じています。カンボジア、頑張って!」

 なお、2018年8月からカンボジア代表のGMを務めていた本田だが、A代表については2023年1月で退任。U-22代表についても、初の自国開催となった5月の東南アジア競技大会(SEA Games)終了後に退任しており、カンボジアでの活動を終了させた。カンボジアは今大会で史上初のメダル獲得に期待がかかったが、グループリーグ敗退に終わっていた。