明治安田生命J2リーグ・徳島ヴォルティス所属DFカカに、母国復帰の可能性が浮上。横浜F・マリノス所属MFマルコス・ジュニオールの古巣であるブラジル1部フルミネンセが獲得調査を行っているようだ。
同選手は2021年2月にクルゼイロから徳島へ完全移籍すると、来日1年目からセンターバックの主力選手として活躍。今季は開幕から先月23日のJ2第11節ザスパクサツ群馬戦までのほぼ全試合でスタメン出場も、5月以降は全試合でメンバー外となっている。
ブラジルメディア『Netflu』の報道によると、フルミネンセは賭博疑惑により公式戦欠場がつづくDFヴィトール・メンデスにかわる存在として、カカをリストアップしている模様。同メディアは「フルミネンセは移籍金を支払って獲得するつもりはない。そのため契約解除による獲得か、徳島にレンタル移籍を容認してもらう必要がある。現時点では正式オファーを提示していない」と綴っている。
カカと徳島の契約内容については、ブラジル国内で「4年総額200万ドル(獲得当時約2億3000万円)、500万ドル(獲得当時約5億7600万円)の契約解除条項の付帯」と報じられている。
また同選手には以前にも複数のブラジル国内クラブが関心を示してきたが、徳島は一貫してレンタル移籍での放出を認めず、移籍金の支払いを求めてきた。
なおフルミネンセは今季ここまでブラジル1部リーグで4勝1分3敗。首位ボタフォゴFRから勝ち点8差の8位につけている。
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