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シャルケ吉田麻也の呪い?古巣2クラブ降格に現地「彼の責任ではないが…」

吉田麻也 写真:Getty Images

 日本代表DF吉田麻也擁するシャルケは、MF遠藤航所属VfBシュツットガルトやFW浅野拓磨所属VfLボーフムとブンデスリーガ(ドイツ1部)残留争いを展開。2部降格に危機に直面する中、海外メディアが吉田にまつわる残留争いを紹介している。

 同選手は昨年7月にシャルケへ加入。今季開幕からほぼ全試合で先発出場するなど主力選手として奮闘。しかし今月13日に行われたバイエルン戦で自らのミスから追加点を献上。20日のアイントラハト・フランクフルト戦でメンバー外となっている。

 そんな吉田はかつてサウサンプトンやサンプドリアでプレー。サウサンプトンはプレミアリーグ(イングランド1部)で最下位と最終節のみを残す中、2部降格が決定。サンプドリアも2試合を残して最下位と、サウサンプトンと同じく降格が決まっている。

 それだけにクロアチアメディア『テレスポーツ』は「吉田はシャルケで降格の危機に直面しているが、過去所属していた2クラブはすでにそうなっている」と指摘。「吉田は昨年からシャルケでプレーしているが、チームの現状を踏まえると両者の契約はベストなものとは言えない」と厳しい見解を示している。

 また同選手の古巣が相次いで降格したことについては「これらはすべて不幸な状況が重なったものであり、吉田の責任ではない。しかし、彼の古巣と現所属クラブの降格が重なりそうであることは興味深い」と綴っている。

 シャルケは20日のフランクフルト戦で日本代表MF鎌田大地にゴールを許したものの、2-2と引き分け。2部自動降格圏内の17位に沈んでいるが、残留圏内の15位VfBシュツットガルトとの勝ち点差はわずか「1」である。

 また吉田とシャルケの契約については、ドイツ誌『ビルト』が昨年12月に「シャルケがブンデスリーガに残留した場合、吉田も残留する。その場合、彼の契約は今季終了時に切れるのではなく、自動的にもう1年延長される」とリポート。

 契約期間延長オプション発動の条件として「公式戦25試合以上でプレー」があると報じていたが、すでにクリア。同選手の去就は、20日のブンデスリーガ最終節RBライプツィヒ戦の結果に委ねられている。