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柏GK松本健太、齋藤飛鳥卒コン巡り誤解投稿も神対応。ネルシーニョに感謝も

松本健太 写真:Getty Images

 柏レイソル所属GK松本健太は、齋藤飛鳥さんの乃木坂46卒業コンサート配信視聴に関する投稿で一部サポーターに誤解を与えたが、懇切丁寧に対応。ネルシーニョ前監督に対する感謝のメッセージを綴っている。

 松本は17日、ネルシーニョ監督退任発表から数時間後に自身のツイッターアカウントを更新。「現地の皆さん 神セトリでさすがに嫉妬です。ただ、配信でしか見れないような表情や仕草、全て目に焼き付けました。でもやっぱりドームに行きたかった…明日も配信での鑑賞だけど、 最後の最後までしっかり見届けます。1日目、お疲れ様でした!」と、齋藤さんの卒業コンサート1日目の配信視聴を報告。するととあるSNSユーザーから「ネルシーニョ監督退任当日の投稿であるだけに、メンタルが強い」と指摘される。

 これに対して松本は「もちろん僕も思うことがたくさんありますが、今日もいつも通り成長や勝利のためにトレーニングをして、その後の時間を心身のリフレッシュに使ってきました。そのリフレッシュが今日はライブ鑑賞でした。投稿なども含めて、どんな時もできる限りいつも通りの自分で在りたいと思っています」と説明。

 SNSユーザーから激励のメッセージが届くと、「批判的な意味合いのものではないと思っていましたが、いつも通りの自分で在りたいと思いつつも、周りの反応を多少は気にしてしまう小心者なので、自分の思っていることをしっかり伝えるために引用させていただきました。いつも応援ありがとうございます!」と綴った。

 さらに同選手は18日夜にもツイッターを更新。「『監督がすごい評価してたぞ』 直接言われたことはないけれど、スタッフ経由で言われたことがあります」

 「腐らずに続けてきた自分の取り組みを見てくれて、試合に使ってくれたから今があります。 こうなってしまって、思うことはたくさんあるけれど、感謝の気持ちでいっぱいです。 勝利で恩返しを」と、ネルシーニョ前監督に感謝のメッセージを送っている。

 松本は柏の下部組織や東洋大学をへて、2020年に柏のトップチームへ加入。大宮アルディージャへのレンタル移籍期間も含めて出場機会に恵まれなかったが、今季はここまでリーグ戦7試合で先発出場。4月9日の鹿島アントラーズ戦では初先発ながらも好パフォーマンスを発揮。チームに今季リーグ戦初白星をもたらしていた。