日本代表MF久保建英は今月はじめ、ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・マドリード戦後にレアル・ソシエダ残留を宣言。それでもセリエA(イタリア1部)ナポリからの関心が報じられている。そんな久保に対しては、プレミアリーグ(イングランド1部)のクラブも興味を示しているようだ。
同選手は昨年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。今季ここまでリーグ戦31試合の出場で8ゴール4アシストをマークするなど、主力選手として活躍。レアル・マドリード復帰の可能性をはじめ様々な移籍報道が飛び交う中、今月2日のレアル・マドリード戦後に「来シーズンは100%ソシエダでプレーします」と残留を明言していた。
久保とソシエダの契約期間は2027年6月までであり、現行契約には6000万ユーロ(約85億円)の契約解除条項が設定。高額な契約解除金の存在が他クラブへの移籍が難しくしているという見方もある。
それでもイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は今月上旬にナポリからの関心を報道。FWイルビング・ロサノの後釜候補として久保に白羽の矢を立てたとみられるほか、契約解除金満額を支払う可能性もあるという。
そんな久保の去就には、欧州の移籍事情に詳しいジャーナリストのニコロ・スキラ氏も注目。同氏は18日に「ナポリはここ数週間にわたり久保の動向を追っている。スペインとイングランドのクラブも彼に興味を持っている」とツイート。スペイン国内の複数メディアはスキラ氏の投稿をもとに「久保にはナポリを含む3クラブが興味を示している。ナポリは久保の争奪戦がし烈である中、ソシエダに対して説得力のあるオファーを提示する必要がある」と伝えている。
なおナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、今季終了後の補強戦略について「アメリカ人、韓国人、日本人選手を探している」とコメント。久保以外にもアイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地やボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉など複数名の日本人選手をリストアップしたと報じられている。
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