サッカー日本代表の森保一監督は、セルティック戦を視察することなく帰国。現地では同監督に厳しい目が向けられる中、セルティック所属FW古橋亨梧とMF旗手怜央の日本代表復帰を期待する声も上がっている。
両選手は昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会につづき、今年3月のキリンチャレンジカップ2試合でも日本代表から落選。森保監督は2選手のメンバー外について「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集です」と説明すると、英メディアは「間接的にスコットランド1部リーグのレベルが低いと主張した」と解釈。現地でセルティックOBを中心に日本代表監督の選考方法に対する批判が相次いでいる。
その森保監督は先月中旬からの欧州視察でセルティック戦を現地観戦する可能性が報じられていたが、古橋や旗手らと面会することなく帰国。現地メディアから「森保監督はまたもや日本人選手を見落とした」といった批判が沸き起こっている。
そんな中、セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』は日本代表コーチングスタッフの名波浩氏、前田遼一氏がセルティック戦を視察していたことに着目。
「森保監督は、前回の代表戦で古橋と旗手を無視したことにより、世間から反感を買っている」としつつも、「先月末開催のレンジャーズ戦を監督本人が視察していなかったとはいえ、少なくとも古橋と旗手は、代表監督の構想から完全に外れているわけではないことを知ることができ、弾みをつけることができる」と前向きに捉えている。
なお日本代表は今年6月15日にエルサルバドル代表と対戦するほか、20日にはペルー代表と激突する。名波、前田両コーチが森保監督に2選手の代表招集を進言するか注目が集まる。
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