明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉の公式プロモーションチームである「マーメイド」が存続の危機に立たされている。メンバーのひとりである七世真理子さんが今月8日、自身のツイッターアカウントを更新。チーム存続にむけてサポーターや企業等に支援を呼びかけているが、クラブの財政難を指摘する声も飛び交っている。
この2011年6月に結成された女性グループは、ホームゲームやクラブイベントなどに参加。昨季までは「アキュアマーメイド」として活動していたが、今季から名称が「マーメイド」に変更。J2開幕直後には、ミネラルウォーター「acua(アキュア)」を取り扱う『株式会社JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー』とクラブの関係性の変化を気にするサポーターも見られた。
そんな中、七世さんは「マーメイドから大切なお知らせです ご一読いただけますと幸いです。お問い合わせは公式サイトのお問い合わせフォームにお願い致します」と切り出すと、「ジェフユナイテッド市原・千葉公式サポートガール 「マーメイド」から皆様に大切なお知らせがございます」と題して以下のようにグループの存続にむけてサポーターや企業などに呼び掛けている。
「今年から私たちの活動名が「マーメイド」に変わりました。理由は「マーメイド」のネーミングライツスポンサー様が今年はついていないからです。このまま今年中にスポンサーが決まらなかった場合、マーメイドは今シーズンで解散することになります」
「ですので、スポンサーの活動に少しでもご興味のある方がいらっしゃいましたら、ジェフ千葉公式サイトのお問い合わせフォームにご連絡ください。13年続いているマーメイドの存続のためにも、是非よろしくお願い致します!!!」
この七世さんの投稿には、サポーターから「マーメイド無くなるの嫌だ!」、「がんばれ!」、「どこかに救ってくれるスポンサー様がいれば…」、「コロナ禍も落ち着いて来てるし、いいスポンサー様が見つかりますように」とマーメイド存続を願うメッセージが数多く寄せられている。
ただ一方で「ジェフは財政厳しいのかな」、「ジェフはマジでお金ないのか」とクラブの経営状態に対するコメントが見受けられるほか、「今季いきなり解散を防いだクラブはナイス」とクラブに対する称賛もある。
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