川崎フロンターレ所属MF脇坂泰斗は、今月7日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節のサガン鳥栖戦で決勝ゴールをマーク。ゴール直前のトラップでハンドの反則があったという指摘が飛ぶ中、先月23日に行われたJ1第9節の北海道コンサドーレ札幌対アビスパ福岡における札幌所属MF青木亮太のハンドと脇坂のノーハンドの比較が話題を呼んでいる。
脇坂は鳥栖戦で先発出場すると0-0で迎えた52分、MF家長昭博による右サイドからの浮き球のパスに反応。ペナルティエリアでトラップし、GK朴一圭の動きを冷静に見極めて右足でゴールマウスに流し込んだ。
またトラップした際に、ボールが脇坂の左腕に触れていた可能性があるとして、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入。同選手のゴールは認められたが、ネット上では「脇坂の左腕にボールが当たっているので、ハンド」という指摘が飛び交っている。
一方、札幌対福岡では、後半7分に青木が自陣ペナルティエリア内でトラップしてクリア。一度福岡にボールが渡ったものの、センターサークル付近でボールを奪い、FW浅野雄也がハーフライン付近からのロングシュートをゴールマウスに流し込んでいた。しかし主審はOFR(オンフィールドレビュー)により青木の右腕にボールが当たっていたと判定。浅野のゴールを取り消し、逆に福岡にPKを与えていた。
それだけに、ツイッター上では両選手のトラップシーンの比較画像が拡散。「これハンドじゃないのか…」、「ハンドの基準とは?」、「審判が違うから判定変わるのか」、「長袖か半袖かで印象違うのでは」と、様々な意見が沸き起こっているほか、札幌サポーターから不満が漏れている。
なお川崎は脇坂のゴールにより奪ったリードを最後まで守り抜き、リーグ戦3連勝。今季開幕スタートダッシュに失敗したものの、首位ヴィッセル神戸から勝ち点8差の6位まで浮上している。
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