Jリーグ ヴァンフォーレ甲府

「甲府ウタカに触れた?」いわきDF遠藤凌のDOGSO退場が物議

ピーター・ウタカ 写真:Getty Images

 ヴァンフォーレ甲府は3日開催の明治安田生命J2リーグ第13節でいわきFCと対戦。元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカのプレーがきっかけで、DF遠藤凌がDOGSO(決定的な得点機会の阻止)により一発退場となった場面を巡って様々な意見が飛んでいる。

 この試合では前半35分、ウタカが相手ゴールに迫ろうとしていたところ、遠藤が後方からスライディングタックル。ウタカが倒れると主審は、遠藤にレッドカードを提示した。しかしDAZN中継の映像では、ウタカが遠藤のスライディングをよけた直後に倒れており、両選手の接触がないようにも見える。またいわき所属選手が主審に抗議する中、甲府は数的優位に立つと、直後にウタカのゴールで先制した。

 それだけにネット上では「ウタカに触れた?」、「遠藤のスライディングをよけた後にウタカは転んでいるから、退場は納得できない」、「ウタカのシミュレーションなのでは?」、「触っていないのにレッドは厳しい…」というコメントの他に、J2リーグにVAR(ビデオアシスタントレフェリー)導入を求める意見も上がっている。ただ一方で甲府サポーターやJリーグファンから「ウタカの老獪さが勝った」、「ウタカの見せ方がうまかったな」と、同選手に対する称賛も沸き起こっている。

 なお甲府はいわき戦で1-0と勝利。後半アディショナルタイムが10分以上設けられた中でも相手の反撃を振り切り、首位FC町田ゼルビアから勝ち点6差の4位に浮上している。