ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ(イングランド1部)挑戦1年目ながらも好パフォーマンスを発揮。DF冨安健洋所属アーセナルなどビッグクラブからの関心が報じられる中、筑波大学時代の論文に関する日本メディアの報道に不快感をのぞかせている。
三笘は川崎の下部組織在籍時に、トップチーム昇格を断って筑波大学へ進学。大学経由で川崎のトップチームに加入すると、大卒1年目の2020シーズンにJ1リーグで13ゴール12アシストとブレイク。2021年にU24日本代表の一員として東京五輪に出場し、海外挑戦を実現させた。
そんな三笘は、筑波大学時代にドリブルに関する卒業論文を執筆したことで話題に。頭にGoProカメラを取りつけて、どのようなドリブルテクニックで相手選手を追い抜くことができるのかという研究が日本国内外で注目されている。
ただ本人はアメリカメディア『ESPN』イギリス版のインタビューで「(卒業論文で)ドリブルのテーマを選んだのは、それについて書くのが簡単だったからなんです。単に学位を取得する必要があったんです」とコメント。
「それがなぜか日本では少し取り上げられて…。メディア報道によって誇張されている部分がありますね。そのことを知ってもらいたいですね」と語ると、『ESPN』は「インタビュー中に卒業論文の話題になることにうんざりしているようだ」と伝えている。
なお三笘は昨年7月、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ復帰すると、今季ここまでリーグ戦24試合出場で7ゴール4アシストをマークしている。
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