ジェフユナイテッド市原・千葉は4月29日に行われた明治安田生命J2リーグ第12節で大宮アルディージャと対戦。千葉元監督のフアン・エスナイデル氏のフクダ電子アリーナ来場でサポーターが沸く中、フクダ電子アリーナ公式ツイッターアカウントによるスタジアムグルメの宣伝方法に苦情が寄せられている。
フクダ電子アリーナ公式ツイッターアカウントでは、千葉のホームゲーム当日に特定のスタジアムグルメ店舗を紹介。「おさしみ唐揚げ『浜茶屋太海』さんの本日のお魚が分かりましたのでお知らせします」とし、各種唐揚げの販売価格を表記している。ただ他の店舗については「売店主要メニューもご覧ください」とし、エクセルで商品名と販売価格を紹介するのみとなっている。
するとご当地弁当やご当地麺を販売している中華料理店『なかむら』が、大宮戦翌日に「ずっとモヤモヤしてたけどごめんなさい、もう限界」と反応。「そしてTwitterより先に、去年直談判もしてます。が、改善されないのでこの場で失礼します。昨日勝ったのにこのツイートするの夜中まで考えたけど、やっぱり改善の余地ありだと思いました」と綴り、フクダ電子アリーナ公式ツイッターアカウントの情報発信に対して以下のように疑問を投げかけている。
「なぜ毎回メニューを変えて、毎回事前に申告しているのに【ご当地弁当】【ご当地麺】なのですか? だったらそのエクセルから消してもらったほうが良くないですか?間違った情報です」
つづけて「他のスタジアムグルメが宣伝されないこと」、「メニューを毎回変えているにもかかわらず、エクセルでの表記が同じであること」、「メニュー表記の変更など、改善点の要望が担当者に伝わっていない可能性があること」と、昨年から改善されない内容を列挙。
「もちろん、浜茶屋さんが悪いわけじゃないです。無関係です。そしてなかむらも仲良くしてもらってます。だから、余計嫌です」と前置きした上で、「良くないなぁと思うのは宣伝のやり方です」
「出させてもらっている立場なので強く言うのも怖いです。フクアリに出店したいので。ですが、どの店舗も忙しくしたいです。行列や売り切れを目指しています。暇だったらいいね~!なんて思っていません。だからこそ、改善して欲しいです」と訴える。
さらに『なかむら』はフクダ電子アリーナ公式ツイッターアカウントに対して、以下のようにスタジアムグルメ宣伝の改善案を提示している。
「浜茶屋さんは毎回ツイートするとして、それ以外の店舗に関しては、毎試合1店舗ずつ、“ピックアップスタグル”のような形で宣伝したりする余裕は、少しもありませんか?」
「ホームの試合だけで全部の店舗宣伝できると思うんだけどな、と思います。少なくとも、エクセルの表を貼り付けただけよりは店舗側もサポーター側も嬉しいかと」
「公園売店以外にもフクアリには沢山のスタグルがあるので、ジェフサポ・アウェーサポに対して“フクアリ公式”や“ジェフ公式”が宣伝する事に意味があると思っています」
そして「私は誰が担当でも構いません。知る必要もないです。ですが、宣伝するなら平等に。理由があるなら正当に。やるなら全力で。よろしくお願いいたします」と懇願して、締めくくっている。
この投稿には、千葉サポーターやJリーグファンの間で話題に。様々な意見が改善案が寄せられる中、『なかむら』は今月1日に「私は不買運動を煽っている訳じゃないです。そういう、あらぬ憶測が立つから偏った宣伝がよくないのです」
「結果、どのお店に対してもマイナスになってしまいかねない。だからといって宣伝活動をしないのは違う。絶対にもっとよくなる方法があります。やらない理由から探さないで下さい」と追記している。
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