浦和レッズは今月29日、敵地サウジアラビアでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラル戦1stレグに臨む。この一戦を前に、アル・ヒラルのラモン・ディアス監督が日本サッカーのレベルに言及。浦和に敗れた2017年のACL決勝も振り返っている。
アル・ヒラルは2017年のACL決勝で、ホーム開催の1stレグを1-1で終了。埼玉スタジアム開催の2ndレグでFWラファエル・シルバに決勝ゴールを決められ、2試合合計1-2とタイトルを逃した。しかし元FC東京所属選手の元韓国代表DFチャン・ヒョンスらを擁する中、直近3シーズンで2度ACLを優勝。今年2月のFIFAクラブワールドカップで準優勝と、国際舞台で好成績を残している。
また今季のACLでは、日本代表DF谷口彰悟所属アル・ラーヤンらを抑えて首位でグループリーグ突破。ノックアウトステージも順調に勝ち上がると、準決勝では元柏レイソル所属選手のFWマイケル・オルンガ擁するアル・ドゥハイルを7-0と下している。
サウジアラビア紙『ariyadhiah』は、浦和戦1stレグ前日会見におけるディアス監督のコメントをリポート。これによると、同監督は2017年のACL決勝について「私は振り返らない」とし、「あの時チームは様々な状況を経験したが、今は準備ができている。選手たちはACLを戦う上でのポイントをよく理解しているし、優勝するのに必要なメンタリティーが備わっている」と、現在のチーム状況が2017年大会の時とは異なることを強調している。
さらにアル・ヒラル指揮官は「日本はかなり高いレベルで良いサッカーをする国だ。その証拠に、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)では優秀な成績を収めている。我々は強力で組織化されたチームと対戦するんだ」と、日本サッカーを評価している。
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