明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪は27日、桃山学院大学のDF奥田勇斗が来季加入内定を公式発表。同選手がライバルクラブであるガンバ大阪の下部組織出身であることから、両クラブのサポーターから驚きや戸惑いの声が沸き起こっている。
奥田は2019年にG大阪の2種登録選手になったものの、J3リーグでプレー。トップチーム昇格がかなわず、桃山学院大学へ進学していた。それでも大学進学後に頭角を現すと、ヴィッセル神戸の練習に参加。今年2月4日に行われた松本山雅とのトレーニングマッチでは、練習生として出場。G大阪、神戸と関西2クラブでのプレーをへて、C大阪の一員となっている。
それだけにC大阪公式ツイッターアカウントの同選手加入内定を知らせる投稿には「この経歴すごいな…」、「ガンバ大阪サポーターとしては、複雑だろうな…」、「ずっとガンバユースの子がセレッソに…!?」、「ガンバから強奪か!」と驚きの声が。来月3日に大阪ダービーを控えているだけに、「ダービー前にこの公式発表は大丈夫かな?」というコメントもある。
ただそれでもC大阪サポーターから「将来的にダービーで暴れて貰いましょう」、「トップ昇格させなかったことを青黒に後悔させるくらい桜が似合う漢になってほしい」といったポジティブなメッセージも。DF松田陸の後継者として期待するサポーターも見受けられてる。
なお奥田はC大阪加入内定をうけて、クラブ公式サイトを通じて以下のようなコメントを残している。
「2024シーズンからセレッソ大阪に加入することになりました、桃山学院大学の奥田勇斗です。小さい頃からの夢だったプロサッカー選手としてのキャリアをセレッソ大阪という素晴らしいクラブでスタートできることを大変嬉しく思います」
「自分の強みは、ビルドアップと積極的な攻撃参加です。予測と判断、そして駆け引きで勝負をするので、今までのサイドバックの選手とは違ったタイプですので、ぜひ楽しみにしていてください!!自分の持ち味を存分に出しながら、サッカーを楽しみ、セレッソ大阪の勝利に貢献できるようにプレーします。ファン・サポーターの皆様、応援よろしくお願いします」
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