Jリーグ

今治セウントイェンス、再来日間近と報告!母国オランダでがん克服

ラルフ・セウントイェンス 写真:Getty Images

 明治安田生命J3リーグのFC今治所属FWラルフ・セウントイェンスは昨年5月、内科系の疾患が見つかりオランダへ帰国。母国での治療や懸命なリハビリを終えて、近日中に再来日することを明かした。

 セウントイェンスは昨年3月にFC今治へ完全移籍。4月4日のカマタマーレ讃岐戦で来日初ゴールをマークするなど順調なスタートを切ったかに思われたが、悪性リンパ腫を患っていること判明。リーグ戦3試合でプレーした後、オランダへ帰国し治療に専念していた。

 そして今年2月の検査で寛解が確認されると、オランダ1部スパルタ・ロッテルダムのトレーニングに参加。元横浜FC所属選手であり、現在ロッテルダムでプレーするFW斉藤光毅とコミュニケーションをとりながら、1週間に3回と回数を制限しながら身体を動かしていた。

 そんなセウントイェンスは26日、自身のインスタグラムアカウントを更新。ロッテルダムで練習に励む自身の姿をアップすると、「スパルタ・ロッテルダムのモーリス・ステイン監督やコーチングスタッフ、選手のみんなに感謝しているし、パーソナルトレーナーにも感謝している。彼らのおかげで僕は復帰に向けての第一歩を踏み出すことができたんだ。これからは日本でしっかり鍛えて、万全な状態を取り戻すよ」と投稿。近日中の再来日を予告している。

 なおオランダのラジオ局『Omroep Brabant』は、セウントイェンスとFC今治との契約期間が今季終了後までだと報じている。