Jクラブがブラジル人MFの今夏フリー獲得失敗か！年俸5500万円オファーも…

　ブラジル2部ECヴィトーリア所属のブラジル人MFロドリゴ・アンドラーデは、Jリーグ移籍の可能性が伝えられていたが、今夏残留に近づいているようだ。22日、ブラジルメディア『Futebol Bahiano』が報じている。

　現在25歳のアンドラーデは、身長174cmの守備的MF。2018年にECヴィトーリアへ加入すると、2021年2月にグアラニへレンタル移籍。2022シーズンはブラジル2部リーグで38試合中21試合に先発出場し、1ゴール1アシストをマークしていた。

　また昨季終了後にはレンタル期間満了によりECヴィトーリアへ復帰。今季はここまで公式戦20試合中12試合で先発出場。しかし3月以降は全試合でベンチ外と、一転して厳しい立場に置かれていた。

　『Futebol Bahiano』は今月1日、アンドラーデの去就について「あるJリーグクラブから年俸42万ドル（約5500万円）のオファーが届いている」とリポート。同選手とECヴィトーリアの契約が今年8月までである中、選手サイドに契約更新の意思はないと伝えられていた。

　しかし同メディアは22日になって「アンドラーデは日本からオファーが届いているが、残留を望んでいる。ECヴィトーリアとの契約延長交渉は順調に進んでいる」と報道。Jリーグクラブは今年夏に移籍金ゼロでのアンドラーデ獲得を狙っていたものの、失敗に終わる可能性が高いとみられる。