セルティックは22日、スコットランド1部リーグのマザーウェル戦を1-1で終了。日本代表FW前田大然やFW古橋亨梧らが不発で公式戦連勝が「17」でストップする中、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督にプレミアリーグ(イングランド1部)チェルシー行きの可能性が報じられている。
チェルシーは昨年9月にトーマス・トゥヘル監督を解任し、日本代表MF三笘薫所属ブライトンからグレアム・ポッター監督を引き抜き。しかしプレミアリーグ28試合終了時点で10勝8分10敗とチームを立て直せず、今月6日に今季2度目の監督交代が正式決定。クラブのレジェンドであるフランク・ランパード氏が暫定指揮官に就任した。
しかしランパード暫定監督就任以降、公式戦4試合つづけて白星なし。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝では、レアル・マドリード相手に2試合合計0-4と完敗。ベスト8で大会を後にしている。
ランパード暫定監督とチェルシーの契約期間は今年6月までであるが、英紙『ガーディアン』の報道によると、来季のチェルシー監督候補にポステコグルーが浮上しているとのこと。ただ同紙はセルティックでの実績を評価した一方で、「ポステコグルーは欧州のトップリーグでビッグクラブを率いるのに必要な経験が不足している」と不安材料を指摘。
トッテナム・ホットスパーやパリ・サンジェルマンを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ氏が本命候補だと伝えているほか、バイエルン・ミュンヘン前監督のユリアン・ナーゲルスマン氏も候補に挙げている。
なおポステコグルー監督の去就については、これまでもリバプールやトッテナム・ホットスパー、リーズ・ユナイテッド、レスター・シティなど複数クラブからの関心が伝えられた。
また英メディア『フットボール・インサイダー』は先月25日、関係者の話として「セルティック幹部はポステコグルー監督の年俸引き上げを望んでおり、すでに契約延長オファーを準備している」とリポート。両者の契約期間が今年6月までである中、クラブ側は新契約に契約解除条項を盛り込む方向で検討していると伝えている。
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