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鎌田大地批判に反論!フランクフルト監督「今季前半が出来過ぎなだけ」

鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表MF鎌田大地は今月、今季限りでのブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト退団が決定。FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後から移籍報道が飛び交っていただけに、同選手のパフォーマンス低下に批判が集中しているが、フランクフルト指揮官が周囲からの批判に反論している。

 鎌田は昨季、主力選手としてUEFAヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献。今季もカタールW杯開催前までは公式戦で12ゴール4アシストと結果を残していたが、今年1月のリーグ戦再開以降は1ゴール1アシストと失速。今月12日には契約満了によるフランクフルト退団が正式決定すると、現地メディアは低調なパフォーマンスを露呈していた同選手を一斉に批判している。

 しかし、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督は20日の会見で鎌田を擁護。今月15日のブンデスリーガ第28節ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦でも本来のプレーが見られなかったことについて「彼はとても献身的だが、昨年の秋にはあったクオリティを欠いている。ただ、秋の彼は少し出来過ぎなほど持っていた。これだけ多くのゴールを決めたシーズン前半戦は初めてだからね」

 「もちろん、我々は彼が再び良いプレーをすることを望んでいる。彼もまた、そのレベルに到達するために懸命に努力しているが、彼や我々が望むようにはいっていない」とコメント。

 「彼は最後の日まで、アイントラハトの成功のために全力を尽くすと私は確信している。我々はできる限り彼をサポートする」と、同選手に期待を寄せている。

 ただドイツメディア『Ligainsider』は、ブンデスリーガ第29節ボルシア・ドルトムント戦で、鎌田のスタメンが確約されていないと主張。FWエリック・ジュニオール・ディナ=エビンベが鎌田にかわって先発出場する確率を50%、鎌田スタメンの確率を50%と予想している。