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日本代表FW浅野拓磨干される…独紙が理由解説「移籍金4億円が…」

浅野拓磨 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨は、かつてアーセナルからのレンタル移籍によりハノーファーに在籍。わずか1年でハノーファーを退団しているが、シーズン終盤のリーグ戦でプレーしなかった理由が明らかになっている。

 浅野は2016年7月にサンフレッチェ広島からアーセナルへ完全移籍。アーセナルからVfBシュツットガルトへのレンタル移籍をへて、2018年5月にハノーファーへ加入。ハノーファーでは負傷離脱もありリーグ戦9試合の先発出場にとどまったほか、2019年4月以降は全試合でベンチ外となった。

 ドイツ誌『キッカー』は今月19日、ハノーファー時代の浅野を特集。同選手がシーズン終盤戦で出場機会を得られなかった理由について、「ハノーファーはアーセナルからレンタル移籍により浅野を獲得していたが、15試合以上の出場で300万ユーロ(約4億円)の移籍金を支払うことでアーセナルと合意していた。ただ2部降格寸前でお金を使いたくなかったため、4月以降彼にプレーさせず、シーズンラスト7試合で特別休暇を与えた」と綴っている。

 ハノーファーは2018/19シーズンのブンデスリーガで17位に終わり、2部へ降格。その後は一度もブンデスリーガに復帰していない。また今季もDF室屋成を擁する中、2部リーグ28試合を終えて9勝7分12敗と11位に沈んでいる。

 一方の浅野は、ハノーファー退団後にセルビア1部パルチザンでプレー。給与未払い問題等により2021年5月にパルチザンを退団し、翌月からボーフムに所属している。