サンフレッチェ広島所属MF東俊希の練習場に関する発言が物議を醸す中、仙田信吾代表取締役社長と広島県安芸高田市の石丸伸二市長が面会。ネット上では、仙田社長への称賛が沸き起こっている。
広島のトップチームや下部組織の選手たちは、安芸高田市サッカー公園(旧吉田サッカー公園)で日々トレーニングに励んでいる。そんな中、東は今月11日配信の「やべっちスタジアム」に出演した際、練習場の立地について「みんな練習場を変えてほしいと言っていますね」
「だいたい広島市内に住んでいる人が多くて、練習場まで1時間くらいかかるので、往復2時間を無駄にしている感じがちょっと嫌だなっていう。ユースの時はそこに寮があるので3年間生活していたんですけど、もう無理だなと思って街に逃げてきました。寂しいし、誘惑がなくて。高校生の時は良かったんですけど、プロになるとオフの時間が長いのでやることがないんですよね」と語っていた。
すると石丸市長が自身のツイッターアカウントを通じて、東のコメントに反応。「>みんな練習場を変えてほしいって 選手のためにならないならば、もはや安芸高田市が22百万円を持ち出す意味はありません」
「選手の希望を叶えてあげられないか、市からもサンフレへお願いしてみます。身を引こうと思うのは、どこよりもサンフレを応援している立場だからこそです」と投稿すると、同市長への賛同意見が数多く寄せられていた。
広島サポーターからクラブと安芸高田市の関係悪化を懸念する声が上がる中、クラブ公式ツイッターアカウントでは、14日午後に「安芸高田市長へのユニフォーム贈呈」と題して、「安芸高田市 石丸市長を社長の仙田が訪問、ユニフォームを贈呈しました」
「クラブへの日頃のご支援に感謝し、互いに盛り上げていくことを確認しました。5/27の湘南戦は安芸高田市DAYで、元就公ゆかりの三原市、北広島町も合わせて1300人超の大応援団になります!」と報告。
「12 ISHIMARU」と書かれたユニフォームを掲げる両者の姿が公開されると、サポーターからは「仙田社長、仕事が早い!」、「安心しました」、「対応が早いですね」、「試合に集中できそうで良かった」と仙田社長に対する感謝や安堵の声が。「誠意とは中身もそうだがスピードとタイミング」、「これぞ面着!」、「東は明日ゴール決めよう」といったメッセージも寄せられている。
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