日本代表MF鎌田大地は、今季限りでのブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト退団が確実とみられている。ボルシア・ドルトムントをはじめ複数クラブからの関心が伝えられる中、プレミアリーグ(イングランド1部)リバプールも同選手の獲得に向かっているようだ。
ドイツメディア『シュポルト1』は先月31日、フランクフルトが鎌田に対する契約延長オファーを撤回したと報道。年俸300万ユーロ(約4億円)規模での新契約締結を断念したとみられている。
すると同メディアは今月1日になって、「リバプールが鎌田大地のフリー獲得を目指す」とリポート。鎌田の今季成績を振り返った上で、「リバプールは今季ここまでプレミアリーグ26試合で47ゴール。1試合平均1.8ゴールにとどまっているため、攻撃陣の補強が急務だ」
「リバプールに鎌田のポジションでプレー可能な選手は、ハーベイ・エリオットとファビオ・カルバーリョしかいない。ただ両選手ともに今シーズンはレギュラーに定着していない」と、攻撃的MFが補強ポイントであると主張した。
鎌田の移籍先候補については、今年2月にドルトムント移籍で合意と報じられていた。しかしドイツ紙『ビルト』は先月はじめに「彼はドイツ国外への移籍を望んでいる」と報道。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーからの関心が報じられているが、一部メディアは依然としてドルトムントを移籍先の最有力候補に挙げている。
ただ複数のイタリアメディアは、先月末になって鎌田の移籍先候補にミランやナポリを挙げている。フランクフルト退団が決定的である鎌田だが、依然として今季終了後の去就は不透明だ。
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