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古橋や旗手落選で森保監督批判も…セルティック監督「日本にいた時から…」

森保一監督 写真:Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、日本代表監督との不仲説を否定した。セルティック所属FW古橋亨梧とMF旗手怜央の日本代表落選、森保監督によるスコットランド1部リーグ過小評価発言が波紋を呼ぶ中、ポステコグルー監督が森保監督によるセルティック視察報道に言及している。

 先月のキリンチャレンジカップ2023では、古橋と旗手が日本代表メンバー外に。森保監督が両選手の招集外について「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集です」と説明すると、英メディアは「間接的にスコットランド1部リーグのレベルが低いと主張した」と解釈。複数のセルティックOBが日本代表監督の選考方法を批判している。

 またポステコグルー監督も先月17日の会見にて、森保監督の発言に言及。「“無礼”というのは、ひとりの人間としての意見だ。(森保一監督による落選理由の説明について)あまり遠回しに結論を出すのはどうかと思う」と不快感をあらわにしていた。

 そんな中、英紙『デイリーレコード』は森保監督が今月中旬から来月上旬にかけてセルティック戦3試合を現地視察する可能性があるとリポート。

 するとセルティック指揮官は、「森保監督は以前にも(セルティックの公式戦に)来てくれたし、日本代表の他のスタッフに来てもらったこともある。彼との関係性に問題はない。彼のことは日本にいたときからよく知っているし、彼に会えたらうれしいよ」とコメント。一転して森保監督に対して好意的なメッセージを送っている。

 なお『デイリーレコード』の報道によると、森保監督の視察試合には今月30日開催のスコティッシュカップ準決勝レンジャーズ戦も含まれているという。古橋や旗手のみならず、MF岩田智輝やDF小林友希についてもダービーマッチで日本代表入りへアピールできるか注目が集まる。