かつて浦和レッズでプレーしていた元日本代表MF原口元気は、今年1月にウニオン・ベルリンからVfBシュツットガルトへ完全移籍。今月1日に古巣対戦を控える中、移籍時にやり残したことを明かした。
原口は今季ウニオンで出番を減らすと、今年1月末にシュツットガルトへ完全移籍。シュツットガルト移籍後は日本代表MF遠藤航とともに中心選手として活躍しているが、チームはリーグ最下位に沈むなど、厳しい戦いを強いられている。
同選手はブンデスリーガ第26節ウニオン戦を前に、ドイツ誌『ビルト』のインタビューに対応。古巣ウニオンへの思いを聞かれると、「いい思い出がたくさんあります。街もクラブもとても居心地がよかったです。ホームスタジアムの雰囲気も一生忘れないですね」と回顧。
「本当はウニオン・ベルリンに関わるみんなにお別れの挨拶をしたかったんですけど、残念ながら叶いませんでした。だから、みんなにメッセージを送りましたね。クラブ幹部やコーチングスタッフ、一部のチームメイトには個人的にお別れの挨拶ができましたね」と、移籍の舞台裏にも言及している。
シュツットガルトはリーグ戦残り9試合で4勝8分13敗。ブンデスリーガ自動残留圏内の15位ホッフェンハイムとはわずか2ポイント差であるものの、2部降格の危機に瀕している。
それでも原口はチームの現状について質問を受けると、「シュツットガルトにとって今シーズンの戦いは簡単なものではありませんが、僕たちはポジティブでいます」
「ウニオン・ベルリン戦で勝利するだけのクオリティは持っていますし、ゴールを奪いたい。そのためには、90分間ベストパフォーマンスを発揮しなければいけませんね」と、強気の姿勢を見せている。
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