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ウルグアイ戦で日本代表デビュー。LASK中村敬斗が攻撃ランキング1位に

中村敬斗 写真:Getty Images

 LASKリンツ所属FW中村敬斗は、今月24日のキリンチャレンジカップ2023ウルグアイ戦で途中出場。日本代表デビューを飾った裏で、オーストリア1部リーグで驚異的な記録を叩き出している。

 中村は2021年8月、ガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。昨年11月から出場機会を確保すると、今季はここまで左ウイングを主戦場にリーグ戦22試合中21試合の先発出場で11ゴール6アシストをマーク。FIFAワールドカップ・カタール大会の出場こそ叶わなかったが、今月に初めて日本代表初選出。ウルグアイ戦では89分からピッチに立っていた。

 オーストリアメディア『Sportreport』は24日、今季ここまでオーストリア1部リーグ戦で放ったシュート本数のデータを公開。これによると、リーグ戦22試合終了時点で中村のシュート本数は「65」であり、2位のSKラピード・ウィーン所属FWギド・ブルクシュタラーに6本差をつけてトップに立っているという。

 また『Sportreport』はシュート本数ランキングをもとに「中村の突出したパフォーマンスは、データによって裏付けられている。間違いなくLASKリンツの攻撃陣でトップクラスのパフォーマンスを発揮している」と、同選手を絶賛している。

 今月28日のコロンビア戦でのプレーも期待される中村。リバプールやMF三笘薫所属ブライトン、MF久保建英擁するレアル・ソシエダなど複数クラブからの関心が報じられているだけに、今季終了後の去就にも注目が集まる。