かつて鹿島アントラーズでプレーしていたMF安部裕葵は、2019/20シーズンからバルセロナBチームに在籍。度重なる負傷離脱に悩まされる中、2022/23シーズン限りで退団するとの噂が現地で駆け巡っている。
安部は2019年7月に鹿島からバルセロナBへ完全移籍。バルセロナと4年契約を結んだが、2020年2月に右ハムストリング筋断裂という大怪我を負うと、その後も復帰と離脱を繰り返していた。そして2021/22シーズンには選手登録外となると、昨年2月には右ハムストリングの手術を実施。今年7月のプレシーズントレーニングに参加していたものの、今季もここまで一度も公式戦のピッチに立っていない。
そんな中、バルセロナの専門サイト『Barca Buzz』の管理者が今月23日、自身のツイッターアカウントに1枚の画像を投稿。チームメイトのファンサービスに居合わせる安部の姿が捉えられているが、同時に「安部裕葵にとって、バルセロナBで最後のイベントだ」と綴っている。
選手本人は昨年2月にインスタライブを実施した際、クラブとの契約が今年6月までであることを明言。鹿島復帰を望むファンからのメッセージに対して「簡単に契約解除とかできない」と語っていた。
以前からJリーグ復帰の可能性が取りざたされている安部。今季も公式戦での出番がないだけに、シーズン終了後に去就に注目が集まる。
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