明治安田生命J2リーグジュビロ磐田に所属していた元日本代表FW杉本健勇は今月24日、横浜F・マリノスへ期限付き移籍。磐田は同選手のユニフォーム購入に関して声明を発表しているが、賛否両論が沸き起こっている。
杉本は2021年7月に浦和レッズから横浜FMへ期限付き移籍したものの、わずか5カ月で退団。2022シーズンに浦和からの期限付き移籍により磐田でプレー。J1リーグでわずか1ゴールにとどまりチームにJ2降格となったが、シーズン終了後に完全移籍への移行により磐田へ残留していた。
しかしJリーグの第1登録期間(移籍ウィンドウ)閉鎖の1週間前に突如、横浜FMへ復帰。磐田でのプレーに懸ける思いを語っていたにも関わらず、クラブ公式サイトを通じて「クラブの気持ちも自分なりに感じたうえで、この決断になりました」とコメントを残すと、磐田サポーターからは「裏切られた」といった不満の声が沸き起こっている。
そんな中、磐田は「杉本健勇選手のユニフォームに関するお知らせ」と題した声明を発表。現在ユニフォームを予約中のサポーターに対して、「現在ジュビロe-shopおよびジュビロショップ磐田・サーラプラザ浜松にて杉本健勇選手のユニフォームを予約中のお客様につきましては、ユニフォームプリントの変更希望を受付けております。担当スタッフより、該当のお客様にご連絡差し上げますので、変更を希望されるお客様は変更希望の選手をお知らせください」と案内している。
またすでにユニフォームを購入したサポーターに対しては、「杉本健勇選手のユニフォームを購入され、すでにお受取りになられたお客様につきましては、移籍を理由とした返品・返金・交換は一切お受けすることができません」
「今季のジュビロ磐田での杉本選手に対する期待、応援のお気持ちでユニフォームをご購入いただいた皆様には、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪している。
このクラブの発表に対しては、SNS上で「難しい舵取りだったと思いますが、何も発信しないよりクラブの姿勢は伝わったと思います」、「クラブとしてはこれが限界だったのかな」、「返金の必要は無いと思う」、「クラブは十分過ぎる対応してくれている」と擁護する意見が数多く寄せられている。
ただ一方で「納得できない」、「返金してほしい」といった声も殺到。「お金以上に裏切られた感じがすごい」、「クラブというよりは杉本健勇が悪い」、「杉本健勇はジュビロ磐田に迷惑をかけている」と、同選手に対する批判も依然としてある。
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