リーグアン(フランス1部)の強豪パリ・サンジェルマン(PSG)は、昨年につづき今年も日本ツアーを実施する可能性が高いと報じられている。そんな中、2023/24シーズンのトロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)日本開催計画が失敗に終わったようだ。
フランス紙『レキップ』の報道によると、トロフェ・デ・シャンピオンは当初アメリカ・マイアミでの開催予定だったが、PSGがアジアでプレシーズンマッチを計画していることをうけて開催地を変更。日本をはじめ複数の候補地が挙がったものの、タイに一本化されたとのこと。23日に行われるフランスプロサッカーリーグ機構の理事会で承認される見通しだという。
また『レキップ』は、今季のリーグアン優勝が濃厚なPSGの動向について「昨夏と同様、PSGはトロフェ・デ・シャンピオンに臨む前に日本で準備をする可能性がある」とリポート。日本、韓国、シンガポール、タイの4か国がプレシーズンツアーの候補地に挙がっていたが、日本での開催が有力視されている。
トロフェ・デ・シャンピオンでは、前シーズンのリーグアン覇者とクープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ戦)優勝クラブが激突。今季のクープ・ドゥ・フランスではFWオナイウ阿道所属のトゥールーズFC、ナント、オリンピック・リヨン、FCアヌシーがベスト4に進出している。
なおPSGは昨年7月実施の「パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー2022」を通じて、およそ1000万ユーロ(約14億円)の収入を得たと伝えられている。日本国内でのPSG人気が高いだけに、トロフェ・デ・シャンピオンの日本開催計画破談が影を落としてる。
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