アルビレックス新潟所属MF伊藤涼太郎が今月18日、明治安田生命J1リーグ第5節・浦和レッズ戦でフル出場。古巣対戦で本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、試合終盤に見せた振る舞いで注目を集めている。
アルビレックス新潟は1-2で迎えた82分、FWダニーロ・ゴメスがGK西川周作にスライディングタックル。右足で西川周作の右足を踏みつける形となり、主審からイエローカードを提示されている。
このゴメスのプレーには、浦和レッズの複数選手がエキサイト。ゴメスが主審に抗議する中、MF岩尾憲やDF酒井宏樹がゴメスに声を掛けていた。すると伊藤涼太郎がゴメスのもとに駆け寄り、両手で突き飛ばすように輪から引き離したのだ。
ファウルからプレー再開までのシーンは、ツイッター上で瞬く間に拡散。伊藤涼太郎の行動に「素直に好感持てる」、「素晴らしい行動だな」、「ちゃんと周り見えている」といった称賛が数多く寄せられている。
伊藤涼太郎は今季ここまで2ゴール2アシストをマーク。アルビレックス新潟躍進の原動力となっているが、浦和レッズ戦では厳しいマークに遭い攻撃面で貢献できなかった。
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