明治安田生命J1リーグ第5節・川崎フロンターレ対セレッソ大阪が18日に開催。後半アディショナルタイムの川崎フロンターレ所属DF登里享平からFW小林悠へパスが通ったシーンにおけるオフサイド判定が物議を醸している。
問題視されているのは、0-0で迎えた後半アディショナルタイム45+1分のシーンだ。川崎フロンターレは攻勢を強める中、左サイドでボールを持つ登里享平が小林悠の動き出しを見ると、ペナルティエリア内のスペースにスルーパスを供給。小林悠がペナルティエリア左隅でパスを受けると、ドリブルで相手選手を剥がしてシュートを放つ。
この小林悠のシュートは相手選手に当たると、副審は直前のプレーでオフサイドがあったとしてフラッグを上げる。主審も笛を吹いたがプレーは続行。セカンドボールがゴールラインを割る直前に折り返すと、最後はFW宮代大聖がゴールマウスに流し込んだがゴールは認められなかった。
ツイッター上では、登里享平がパスを出す瞬間の画像が拡散。0-0で迎えた終盤の決定機であり、小林悠がオフサイドポジションにいないだけに、「どこがオフサイドなんだ!」、「小林悠がシュート放った後のシーンも含めて、誰もオフサイドじゃないよ」、「明らかに誤審」とオフサイド判定に対する疑問が噴出。「VARはなぜ介入しないのか?」と、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)で確認が行われなかったことにも批判が上がっている。
ただ主審は小林悠がシュートを放った瞬間に笛を吹いている。宮代大聖のゴールシーンはアウトオブプレー時であり、VAR介入は不可能だ。そのため、主審の笛を吹くタイミングも議論の対象となっている。
なお川崎フロンターレはセレッソ大阪戦を0-0で終了。リーグ戦3試合つづけて未勝利と、開幕スタートダッシュに失敗している。
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