
森保一監督の発言が、セルティック率いるアンジェ・ポステコグルー監督の逆鱗に触れた。セルティック所属FW古橋亨梧とMF旗手怜央の日本代表落選について、森保一監督はスコットランド1部リーグのレベルを考慮に入れたことを明言。ポステコグルー監督が日本代表監督の選考基準に不快感をあらわにしている。
森保一監督は古橋亨梧と旗手怜央の招集外について「彼らのやっていることは見てきていますし、結果を出している、チーム内で存在感が上がっていることも見ています。招集ですが、これという絶対的な判断基準がすべてあるわけではなく、総合的にです」
「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集です」と説明。英メディアからは、森保一監督の発言に対する批判が沸き起こっている。
ポステコグルー監督は17日の記者会見に出席した際、両選手の日本代表落選について「古橋亨梧も旗手怜央もとてもいいプレーをしているので、日本代表に選ばれなかったのが残念だ。だが、これが代表戦の本質である。結局は代表監督の判断になるんだ」とコメント。
森保一監督の説明内容に対する感想を問われると、「“無礼”というのは、ひとりの人間としての意見だ。(森保一監督による落選理由の説明について)あまり遠回しに結論を出すのはどうかと思う」と不満を覗かせる。
さらにポステコグルー監督は、スコットランド1部リーグのレベルが低いという日本代表監督の考えに対して反発。「ブンデスリーガのようなリーグに移籍したからといって、魔法のようにサッカーがうまくなるわけではない。個々のサッカー選手の選択は、リーグのレベルに左右されるものではないと思っている」
「スコットランド1部リーグから欧州主要リーグへ移籍して、さらに良い成績を残した選手はたくさんいる。スコットランド1部リーグには代表戦で活躍している選手がたくさんいれば、欧州主要リーグから移籍してきて苦労している選手もいる」
「ひとりの意見だからといって森保一監督の発言が間違っているとは限らないが、それが事実であるとも限らない」と、持論を展開している。
なお今回の日本代表には、カタールW杯から引き続きセルティック所属FW前田大然がメンバー入り。元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が森保一監督の選考基準の矛盾を指摘すると、複数の英メディアが闘莉王氏のコメントを紹介している。
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