Jリーグ 鹿島アントラーズ

元鹿島セルジーニョ、中国クラブと契約延長合意。Jリーグ復帰報道も…

セルジーニョ 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズでプレーしていたブラジル人FWセルジーニョは、中国1部・長春亜泰との契約延長で合意。昨年11月に報じられていたJリーグ再挑戦や母国復帰の可能性が消滅したようだ。

 セルジーニョは2020シーズンから長春亜泰でプレーしているが、ブラジルメディア『ランセ』は昨年11月にJリーグ再挑戦の可能性を報道。同選手の代理人がJリーグ複数クラブと交渉していると伝えていた。

 しかしブラジルメディア『iG Esporte』が今月13日報じたところによると、セルジーニョは長春亜泰と新たに3年契約を結ぶことで合意。ブラジル1部所属クラブや中東クラブがオファーを提示したものの、長春亜泰の提示した条件が勝ったという。

 またセルジーニョ本人は14日に自身のインスタグラムアカウントを更新。家族と機内にいる自身の姿をアップした上で、「中国に戻るよ」とコメントを残している。

 長春亜泰は昨年1月、財政難を理由にAFCチャンピオンズリーグ東地区グループステージの参加を辞退。2022シーズンの中国1部リーグを11勝11分12敗と13位で終えていた。また中国サッカー協会は今月14日時点で長春亜泰の給与未払い問題が解決済みであることを公式発表している。

 なおセルジーニョは2018年7月、ブラジル1部サントスから鹿島アントラーズへ完全移籍。来日1年目でいきなりAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でゴールを量産するなど、ACL優勝に貢献。2019シーズンにはJ1リーグで2桁得点を挙げたが、シーズン終了後に長春亜泰へ完全移籍した。